SDGs未来都市に兵庫県と加古川、三木、三田市 県のフィールドパビリオン、モデル事業にも
持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、優れた取り組みを進める「SDGs未来都市」に兵庫県と加古川、三木、三田市の県内4自治体を含む全国28自治体が選ばれ、22日、都内で選定証授与式があった。2025年大阪・関西万博での事業を中心にSDGsに挑む県の取り組みは、同時に全国10事業の「自治体SDGsモデル事業」にも決まった。
未来都市は、内閣府が2018年度から毎年度選んでおり、県内では今回を合わせ9自治体になった。
モデル事業に決まった県の取り組みは、万博に合わせ、SDGsの理念に沿って展開する体験型観光事業「ひょうごフィールドパビリオン」。県内自治体によるモデル事業は初めてで、国から上限2500万円が補助される。
加古川市は「シェアサイクル」(自転車の時間貸し)、三木市は多世代が住み続けられるまち、三田市はアウトドアなどをそれぞれテーマにして選ばれた。
授与式では、斎藤元彦知事が「選定は兵庫県の大きな一歩。全国のモデルとなるように頑張っていきたい」と代表して所信表明した。